適性なエアコンの大きさを理屈っぽく計算で求めてみる方法

適性なエアコンの大きさを理屈っぽく計算で求めてみる方法
ウォルナ
ウォルナ

こんにちは。ウォルナです。

適切なエアコンを選ぶに当たって、理系っぽく計算で求めてみましょう!

計算の前にモデルケースを決める

モデルは延床面積40坪、UA値0.5の住宅で考えてみましょう!

住友林業で家を建てたらだいたいこんな感じでしょ……

温暖地域だと最低気温はだいたい-2度くらいってとこでしょうか?

暖房温度は22度に設定する事にして、必要なエアコンについて考えてみましょう。

まずは壁などからの熱損失を求める

まず、断熱性能からの熱損失を求めます。

UA値×壁面積×内外温度差で求められます。

延床面積40坪の家はおおむね350㎡程度になるようなのでこの数値を採用します。

0.5×350×24 = 4200W

何もしなくても外気が-2度だと、1時間でこれくらいの熱が逃げるのですね……

次に換気システムからの熱損失を求める

これで3種換気を使っているとすると、2時間に1回外気と空気が入れ替わるので、これも計算しましょう。

だいたい40坪だと家内の空気は330㎥のようです。

165㎥の-2度の空気を22度に上げるのですが、空気の比熱を換算すると0.35W/㎥Kになるので、

0.35×165×24 = 1386W

合わせて、4200W+1386W = 5586W

結構たくさんの熱が逃げていくので、それなりのエアコンが必要そうですね。

はたして大きなエアコンが必要なのか?

とりあえず、外気が-2度になるときは、5586Wの熱を作れるエアコンが必要なことがわかりました。

実はこれコタツ10台分くらいで、まあまあの熱量です。

この数字だけ見ると、電気屋さんやHMの営業に5.6kWの機種がいいですよ、ちょっと余裕をみて6.3kWの機種がいいですよ、と言われたら納得してしまいそうですよね。

でもチョット待って!!

一番寒いときの必要能力、5586Wを計算してきたのに、平常運転能力である5.6kWの機種を選ぶのはおかしくないですか?

ちょっとダイキンのカタログを見てみましょう。

これは加湿機能のないモデルの最上機種、AXですが、10畳用のモデルでも最大出力7.3kWあり、低温時でも暖房能力が5.8kWあるので、実は2.8kWのモデルで十分なんです。

6畳のモデルでも最大能力は6.2kWあるので十分いけますが、低温暖房能力が4.5kWなので、余力としてはすこし厳しいかもしれません。

しかもこれ、計算上は家中を温められるので、各階に1台ずつは付けようと思っているひとだと、さらに容量は少なく済ませられます。

各階に6畳用1台ずつで問題ないことがほとんどでしょうが、省エネ基準達成率や、電気代、そして立ち上がりなどを考えるともう少し大きいものを入れるのでも良いかもしれません。

結論:やはり大きなエアコンは不要なのであった。

つっこみ系女子
つっこみ系女子

エアコンは小さいもので十分なのね。

ハウスメーカーの言いなりになると損するんだよ…

ウォルナ
ウォルナ

さて、これで電気屋さんやHMの営業に大きいものを入れようと言われても突っぱねられる自信がついてきましたか?

次回(あるのか?)はもっと権威のあるサイトで適正なエアコンの大きさを調べてみようと思いますww